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第36回マイミュージアムギャラリー「懐かしの気動車特急くろしお-電化三十五周年にこと寄せて-」

和歌山県立博物館マイミュージアムギャラリー
第36回展示 「懐かしの気動車特急くろしお-電化三十五周年にこと寄せて-」
【出 陳 者】 南村 照孝
【展示期間】 平成25年9月28日(土)~平成25年12月1日(日)
【出陳資料】 特急くろしおのヘッドマーク・サボ・愛称板  昭和時代(20世紀)
くろしおのヘッドマーク・サボ・愛称版
<画像クリックで拡大します>

【資料をめぐる思い出】
「小さい頃から列車好きで、紀和駅のそばの親戚の家から、いつもSLを見ていました。初めて南紀に行った時、ボンネット型の気動車(キハ81形)の、特急くろしおに乗りました。結局台風が来て観光地にはどこもいけませんでしたが、その時特急くろしおに抱いた憧れの気持ちは、今もそのままです。
 中学生のころ、紀勢線の電化により気動車のくろしおは引退しました。その後売りに出されたパーツをこつこつと集め、あの時乗ったくろしおのヘッドマークも、私の手元に来てくれました。今もあのくろしおは、遠い故郷の思い出とともに、懐かしく甦ってきます。」

【学芸員の一口メモ】
 特急くろしおは、京阪神と南紀を結ぶ特急列車で、昭和40年(1965)3月1日に運転を開始しました。先頭車両はキハ82形が使われ、昭和47年(1972)からは、キハ81形も使用されました。このキハ81形は東北本線では「はつかり」や「いなほ」、常磐線では「ひたち」などに使われてきたもので、「くろしお」が最後の定期特急となりました。
 昭和53年(1978)10月2日、紀勢本線の和歌山-新宮間が電化され、キハ81形は引退しました。大きいヘッドマークは6両あったキハ81形のうちの6号車のものです。なお3号車は、準鉄道記念物に指定され、大阪の交通科学博物館で展示・保存されています。
交通科学博物館キハ81形
<画像クリックで拡大します>(画像提供:交通科学博物館)

※交通科学博物館 http://www.mtm.or.jp/
 交通科学博物館(大阪市港区波除3-11-10)は、JR西日本が所有し、公益財団法人交通文化振興財団が運営する博物館です。現在の施設での営業は平成26年4月6日に終了し、平成28年春に京都・梅小路エリアに新たな鉄道博物館が改札される予定です。交通科学博物館の収蔵資料についても、新博物館に移設展示されることになっています。
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