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石に刻まれた災害の記憶(災害記念碑一覧の公開)

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(更新情報)
 先人たちは、襲ってきた巨大津波を忘れないため、海沿いには津波の記念碑を建てました。記念碑には、犠牲者の供養を目的とするもの、どこまで津波が来たかを示す水位を記したもの、来襲した津波の様子を記して津波に対する警告を発したもの、などがあります。一方、川沿いには、河川の氾濫を忘れないため、洪水の記念碑が建てられています。こうして先人たちが残してくれた石に刻まれた「災害の記憶」を、風化させることなく子孫に伝えていくことが今必要になってきています。 特別展の開催にあたって、収集した災害記念碑に関する情報を一覧にまとめました。まだ完全なものとはいえないものですが、情報などがございましたら、お知らせください。(4月12日)

 有田川町域にある昭和28年の洪水記念碑の所在地と広川町・印南町・田辺市・白浜町にある津波記念碑の所在地について、情報をいただきました。災害記念碑一覧に追加しました。(4月25日)

 串本町域にある昭和21年の南海地震の到達水位標の所在地について、情報をいただきました。災害記念碑一覧に追加しました。(5月3日)

 明治22年の水害に関わる記念碑を中心に、田辺市の方から情報をいただきました。災害記念碑一覧に追加しました。(6月20日)

 近大姫路大学と神戸大学の二人の先生と共同で、海南市域から白浜町域までの地震・津波にかかわる記念碑の所在確認調査を行いました。地震・津波碑一覧に追加しました。(7月4日)

 海南市の方から、日高川上流にある昭和28年水害に関わる「慰霊碑」の情報をいただきました。洪水碑一覧に追加しました。 (8月12日)

 近大姫路大学の先生と共同で、美浜町域、田辺市域から串本町域までの地震・津波にかかわる記念碑の所在確認調査を行いました。地震・津波碑一覧に追加しました。 (8月31日)

 9月1日新宮市に講演に行く道中、新宮市域に残る洪水に関わる記念碑の所在確認調査を行いました。洪水記念碑一覧に追加しました。 (9月4日)

 10月23日~24日、白浜町教育委員会の学芸員の方、近大姫路大学と神戸大学の先生と共同で、白浜町域の地震・津波にかかわる記念碑、洪水にかかわる記念碑の所在確認調査と古文書の調査を行いました。地震・津波碑一覧と洪水記念碑一覧に追加しました。(10月25日)

 田辺市の方から、日高川と会津川にある水害に関わる記念碑の情報をいただきました。洪水碑一覧に追加しました。(平成25年2月27日)

 和歌山市内にお勤めしていた方から、湯の峯温泉の東光寺境内にある「紀念」碑の画像をいただきました。地震・津波記念碑一覧、洪水碑一覧に追加しました。(平成25年4月13日)

 平成26年度の文化庁補助事業「地域に眠る『災害の記憶』の発掘・共有・継承事業」で、日高川流域の洪水記念碑の調査を行いました。その成果を踏まえて、「洪水記念碑一覧」を更新しました。(平成27年1月31日)

(主任学芸員 前田正明)

 
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[C142] 大洪水

有吉佐和子著「有田川」を読むと浄教寺が登場します。この境内にびゃくしんって木があります。
主人公「千代」さんがこの枝にひっかかり助かる。
訪れると木が存続し、洪水碑があった。確か
1.9m冠水。
一方、日高川を読むと、御坊市が一面冠水した
と記述していました。

 大洪水で旧金屋町の役場の近くの橋が流された。死者が沢山出た。この辺りの人はその日に
今も供養されてると聞きました。
現場を訪れると大変さが伝わってきます。
昨年の台風12号、日高川流域の「きさく」
って食べ物屋さんが流された。私ね。この店主の
おばあちゃんに「ゆずりは」
小説に出てきます。おばあちゃんに教えて頂いた。流域の人達は正月になると仏壇に「ゆずりは」
を供える。「代をゆずる」縁起物です。

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