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列車を動かすヒトとモノ-安全に、迅速に-

和歌山県立博物館友の会マイミュージアムギャラリー
第29回展示 「列車を動かすヒトとモノ-安全に、迅速に-」
【出 陳 者】 松山 義一
【展示期間】 平成24年3月25日(日)~5月18日(金)
【出陳資料】 誘導灯・タブレット 昭和時代
誘導灯・タブレット
【資料をめぐる思い出】
「これらは国鉄職員として勤めていた時、身近にあった列車運行のための道具です。
 合図灯は、夜間に操車場や駅で機関車に合図を送るためのランプで、青を縦に振ると「あっちへ去れ」、横に振ると「こっちへこい」、連結時は小さく横に振り、赤と青を点滅させると「突放(とっぽう)」などと決まっていました。
 タブレット(通票)は、私が実際に使っていたものではありませんが、退職後に縁あって手元にやってきました。一つの区間に一つの列車だけを入れるために使う真鍮の札です。妙寺駅に勤めていた頃、一度だけ渡し間違えて、とても慌てたことを思い出します。」

【学芸員の一口メモ】
 鉄道用語には独特なものが多いですね。
 まず「突放(とっぽう)」は操車場などで貨車の入れ替えをする際、機関車を効率的に運用し作業時間を短縮するために行ったもの。連結を外した貨車を機関車で押して突き放し、目的の場所まで惰性で走らせます。ただ危険も伴うため、客車やコンテナ車では原則行わず、また一般の駅構内も突放禁止でした。
 列車が走行する線路を信号機などで区切り、区切られた一区間には一つの列車だけいれて列車の衝突を防ぐシステムを「閉塞(へいそく)」と言います。タブレット(通票)は通票閉塞式で使うもので、列車は、駅で厳重に管理されたタブレットを受け取らないと当該区間内に進入できません。列車を安全に運行させるための通行手形なのです。
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