(3)重要文化財
牛図襖 長沢芦雪筆(うしずふすま ながさわろせつひつ) 8面のうち

江戸時代 天明7年(1787) 草堂寺蔵
天明6年(1786)9月に完成した草堂寺本堂の左手前に位置する、下間(げかん)二之間の襖に描かれた作品である。写真は、8面のうちの中央部分3面で、灌木(かんぼく)につながれた3頭の牛が描かれている。牛の体型は、岩のように角張った形にデフォルメされ、その力強さが強調される。一方、樹木の根元には、2羽の雀が描かれ、大きな牛との対比がなされている。(学芸課長 竹中康彦)
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