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大涅槃図の撮影

 特別展「野呂介石」が12月6日に終了し、県立博物館では常設展示を復旧して、12日から開館しています。次回の企画展「きのくにのやきもの」は1月9日?2月28日の開催となり、少しの間、企画展示室は休室致しております。
涅槃図撮影1
 この企画展示室には「秘密」がありまして、展示室でありながら、大きな作品を撮影するためのスタジオとしても使用できるように設計してあります。今回休室期間を利用して、大きな絵画の撮影を行いました。
涅槃図撮影2
 撮影したのは、平成19年度に新たに館蔵品となった大きな仏涅槃図です。本紙の縦384.0?、横247.5?、掛軸全体の大きさは縦430.5?、幅289.5?。これまで大きすぎて、完全に広げて撮影することができなかったので、この「大スタジオ」の設営と相成りました。
涅槃図撮影3
 寛永14年(1637)、紀伊藩付家老三浦為春が奉納したことが裏面の墨書から分かります。近世の紀伊藩の歴史を考える上で、重要な情報を伝えてくれています。この大きな仏涅槃図は、平成22年3月6日?4月18日の会期で開催する企画展「新発見・新指定の文化財」で展示予定です。どうぞお楽しみに。(学芸員 大河内智之) 

→和歌山県立博物館ウェブサイト
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