今日(28日)、4回目のミュージアムトークを行いました。33人の参加がありました。 トークはこんな感じです。 寛政元年(1789)、徳川治宝(とくがわはるとみ、1771~1853)は19歳で紀伊藩10代藩主となりました。 治宝は、中・下級家臣を抜擢(ばってき)し、従来の家老ら門閥(もんばつ)派を中心とした藩政の流れを変えようとするとともに、文雅(ぶんが)を楽しむ政策も行いました。 一方で、治宝が藩主になったこ...
今日(22日)、3回目のミュージアムトークを行いました。40人の参加がありました。 トークはこんな感じです。 3 東照宮に集う藩主と家臣たち 元和7年(1621)紀伊藩初代藩主となった徳川頼宣(とくがわよりのぶ、1602~71)は、父である徳川家康(1542~1616)を祭る東照宮を和歌浦に勧請しました。普請奉行を勤めた安藤直次・彦坂光政を始め、重臣たちは石灯籠を奉納し、藩主と家臣とが一体となって紀州東照宮が造営さ...
今日(14日)、2回目のミュージアムトークを行いました。26人の参加がありました。トークはこんな感じです。 2 和歌山城下町と武家屋敷 戦国時代、和歌山は鷺森(さぎのもり)の真宗道場(現、鷺森別院)を中心に、寺内町としての発展を遂げました。その後、天正13年(1585)の羽柴秀吉(はしばひでよし、1537~98)による紀州攻めの後、紀伊国を支配する拠点として和歌山城の築城が始まり、城を中心とする城下町が形成される...
スポット展示盗難被害仏像の所蔵者判明!〔6月14日(土)~7月13日(日)〕 和歌山県では平成22年(2010)から翌年春にかけて、連続60件にも及ぶ、全国的にも類例のない大規模な文化財窃盗事件が発生しました。平成23年(2011)4月に窃盗犯が逮捕され、手元に残っていた盗難品が押収されたほか、大阪方面で売り払っていた文化財の一部が回収されましたが、これらのうち43点については、所蔵者不明のまま警察・検察における保管...
今日(8日)、1回目のミュージアムトークを行いました。16人の参加がありました。トークはこんな感じです。 今回の企画展「紀伊徳川家の家臣たち」では、これまで和歌山県立博物館が行ってきた展覧会を通じて明らかになった紀州東照宮に奉納された紀伊徳川家ゆかりの資料や家臣の子孫の方から寄せられた情報で所在が明らかになった家臣伝来の資料などを通じて、紀伊徳川家や家臣たちの実像に迫ります。とくに今回は、徳川家康以...
明日(7日)から、企画展「紀伊徳川家の家臣たち」が始まります。会場はこんな感じです。 8日(日)13時30分から、1回目のミュージアムトーク(展示解説)を行います。企画展は、7月13日(日)までです。ぜひ、お越しください。(主任学芸員 前田正明)→企画展「紀伊徳川家の家臣たち」→和歌山県立博物館ウェブサイト...
本日(6月6日)は、和歌山県立博物館の運営や活動についてを議論する、博物館協議会が開催されました。博物館協議会では、さまざまな専門分野の協議会委員の方々にお集まりいただき、博物館の事業や運営に関する事業報告や、予算案などについての協議をおこないます。そのうえで、この協議会での協議内容や委員の方々のご意見に基づきながら、博物館は事業をすすめていくことになります。今回は、15名の委員の先生方のうち、8名...