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企画展「新収蔵品展」のコラム第7回

祇園南海書巻  1巻(ぎおんなんかいしょかん)江戸時代 正徳元年(1711) 和歌山県立博物館蔵 紀伊藩の儒官であった祇園南海は、正徳元年に日本に来訪した第8回朝鮮通信使の接遇にあたるため、江戸におもむいた。南海は、幕府の儒官であった室鳩巣(むろきゅうそう)らとともに、漢文の筆談による通訳にあたり、また漢詩の贈答を行っている。この巻子は、通信使三等官の李邦彦(イバンオン)に贈られた漢詩文である。企画展「...

企画展「新収蔵品展」のコラム第6回

古詩詩書 北畠道龍筆  1幅  (こしししょ  きたばたけどうりゅうひつ)明治時代 19〜20世紀 和歌山県立博物館蔵 江戸時代後期から明治時代前期にかけて、和歌山藩の交代兵制創出などにも関わった、和歌山出身の僧・北畠道龍による六言古詩の書である。鎌倉時代の終わりごろに、倒幕を企てた後醍醐天皇が潜伏した笠置山を、道龍が訪れた時に詠んだものと思われる。道龍は、南朝方の武将・北畠顕家を祖としていた。企画展...

「ユニバーサルデザイン化と利用者の参画による開かれた博物館事業」報告

事業名称「ユニバーサルデザイン化と利用者の参画による開かれた博物館事業」(平成25年度文化庁「地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業」採択)事業主体 和歌山県立博物館施設活性化事業実行委員会(委員長:伊東史朗) 事業協力:和歌山県立和歌山工業高等学校、和歌山県立和歌山盲学校事業報告1、地域や学校等との協働によるさわれるレプリカ作製事業 和歌山県内に所在する文化財のうち、盗難や災害等で被害を...

企画展「新収蔵品展」のコラム第5回

高野山記  1巻(こうやさんき)戦国時代 天文6年(1537) 和歌山県立博物館蔵 鎌倉時代ごろから、高野山は真言密教の聖地であるだけでなく、阿弥陀浄土でもあるという考え方がみられるようになり、高野聖(こうやひじり)の依拠するところとなる。この資料は、そのような考えに基づいてつくられた高野山の縁起書であり、末尾で六字名号と五字真言は、得るものは同じであると説いている。企画展「新収蔵品展」は、3月8日(金)...

30日に名手本陣アカデミー が開催されました。

 紀の川市教育委員会からの依頼で、30日(日)に旧名手宿本陣(紀の川市名手市場641)で行われた名手本陣アカデミーで、「旧名手宿本陣と妹背家」というテーマで講演を行いました。会場は重要文化財の建物で、70人の参加者があり、盛況のうちに終わりました。  講演ではまず、名手地域の地形的環境を確認し、名手地域の中世から近世にかけての歴史を、これまでの研究で明らかになっている点を中心にお話しました。名手地域は、...

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