Entries

スポンサーサイト

企画展「新収蔵品展」のコラム第4回

紫陽花図 松丘筆  1幅(あじさいず)江戸時代 18〜19世紀 和歌山県立博物館蔵 江戸時代後期に、和歌山城下で活躍した画僧・松丘(しょうきゅう)による、アジサイを描いた作品である。岩の間から生えたアジサイの花や葉を、独特な表現で描いている。上の方に伸びた枯れ枝で、画面のバランスを保っている。松丘は、吹上寺(すいじょうじ)の住職で、アジサイを好んで描いたことから、「紫陽花和尚」と呼ばれていた。企画展「...

企画展「新収蔵品展」のコラム第3回

新庄村合併に就て 南方熊楠筆  1巻(しんじょうむらがっぺいにつきて)近代 昭和11年(1936) 和歌山県立博物館蔵 田辺在住の南方熊楠は、昭和10年(1935)から翌年にかけて、県の「田辺大合併構想」に対して、反対する意見を新聞などで発表した。この原稿は、田辺の『牟婁新聞』に17回にわたって連載された、新庄村合併反対の意見を述べた新聞記事の原稿である。地域主義の観点から反対論を展開するが、卑俗な言葉や、話が脱線...

16日に印南町で現地学習会が開催されました

 3月16日(日)13時30分から印南町公民館で、現地学習会「歴史から学ぶ防災―印南町をフィールドにして―」が開催され、印南町内の方々をはじめ80人の参加がありました。 まず、主催者を代表して当館鈴木副館長が開会の挨拶を行いました。     続いて、4人の方々に報告を行っていただきました。 印南町文化協会会長坂下緋美さんの「鰹節と宝永南海地震―鰹節伝授の印南漁民三人衆」の報告では、まず鰹節発祥の地とされる印南...

企画展「新収蔵品展」のコラム第2回

心の双紙(こころのそうし)  1巻江戸時代 天保5年(1834) 和歌山県立博物館蔵 江戸時代中期の「寛政の治」(かんせいのち)で知られる松平定信は、多くの著作を残した文人でもあった。この資料は、人間の心には表裏があることを戒めたもので、11の物語を絵と詞書(ことばがき)で示しており、心の中の姿が、吹き出しのように表されているのが特徴的である。かつて、紀伊徳川家の南葵(なんき)文庫に所蔵されていた写本であ...

企画展「新収蔵品展」のコラム第1回

四社明神像(ししゃみょうじんぞう)  1幅   江戸時代前期 和歌山県立博物館蔵 高野山の守護神は、それまでの丹生(にゅう)明神と高野(こうや)明神に、鎌倉時代からは気比(けひ)明神と厳島(いつくしま)明神が加えられて、「四所(ししょ)明神」と呼ばれるようになった。この4神をあわせて描いた絵画は、それぞれの神がついたての付いた腰掛けに座った姿で描かれる。弘法大師を高野山へ案内したとされる、黒白2匹...

6回目のミュージアムトークが開催されました

本日、3月2日は、企画展 文化財の「ことば」と「なまえ」展の最終日で、6回目のミュージアムトーク(展示解説)がおこなわれました。今日は昼前から好天に恵まれ、暖かい一日だったこともあり、トークへのご参加者は、今回の企画展では最も多い、14名でした。トークのようすは、こんな感じです。    みなさま、ご参加いただき、ありがとうございました。今回は、展示の最終日ということもありますので、個人的にちょっと...

Appendix

月別アーカイブ

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。