スポット展示和歌祭・面掛行列の仮面平成25年12月7日(土)~平成26年1月19日(日) 紀州東照宮の春の例大祭・和歌祭では、神事のクライマックスである神輿渡御の際に、神輿の後ろにさまざまな芸能を行う行列が連なります。その中に、仮面をつけて仮装し、にぎやかに練り歩く、面掛、あるいは面被、百面などとよばれる行列があります。 この面掛で使用されてきた仮面は、古い神事面や能...
乾武俊(いぬいたけとし)氏の略歴 大正10年(1921)、和歌山市生まれ。戦時中に和歌山県立日高中学校で初めて教壇に立ち、終戦後は和歌山市内の中学校に務めながら、詩人として活動し、第一詩集『面』(東門書房、1952)、第二詩集『鉄橋』(日本未来派発行所、1955)を上梓している。 昭和34年(1959)、大阪に居を移し、中学校教員として同和教育に深く関わる中で、被差別地域における民話や伝承の聞き取りを積極的に行った。この...