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歴史史料からみた和歌山市中心部の津波被害

 今回の展示では、安政元年(1854)に起こった地震・津波に関わる2枚の瓦版を展示しています。いずれも和歌山市立博物館所蔵のものです。瓦版というのは、江戸時代におもに街頭でニュース性のある題材を、読み上げながら売り歩いた印刷物のことで、庶民の伝達手段として、とくに幕末期に普及しました。とくに、江戸や大坂などで盛んに印刷されています。 2枚の瓦版のうち、6月15日に現在の三重県の伊賀上野付近で起こった内陸直...

貴志中学校の生徒が来てくれました

5月22日(火)~24日(木)の3日間、和歌山市立貴志中学校の生徒2名が職場体験に来てくれました。初日の午前中は、博物館がどんなところかを知ってもらうために、まず博物館の説明と、館内の探検をしました。2人とも県立博物館自体に来たことがなかったようですが、一気に収蔵庫などウラカタの部分まで見てもらいました。意外に大きくて、新しい建物だという印象だそうです。 (博物館の温度や湿度などをどのように守っている...

20日、講演会が行われました

 20日(日)、海南市立北野上小学校の馬場一博校長先生から、「防災教育と地域資料の活用~「高濤記(こうとうき)を読む~」というテーマでご講演いただきました。22人の参加がありました。講演はこんな感じです。  講演では、①災害への対応と防災教育、②海南市で起こった災害、③「高濤記」の内容と授業例、④地域資料の活用の順でお話いただきました。 ①では、とくに戦後の和歌山県の災害対策や学校教育のなかでの防災教育につい...

板に記された災害の記憶

 宝永4年(1707)10月4日、東海・東南海・南海地震が同時発生したともいわれる「宝永大地震」(マグニチュード8.4~8.6)が起こり、東海地方から紀伊半島、四国の太平洋沿岸地域は大津波に襲われた。この時に経験した地震や津波の恐ろしさを、後世の人々に伝えようとする津波警告板(和歌山県指定有形民俗文化財)が、白浜町十九淵(つづらぶち)の日(にち)神社に残されている。(表) (裏) この津波警告板は、もとは富田川...

惜別のヘッドマーク-思い出の有田鉄道-

和歌山県立博物館友の会マイミュージアムギャラリー第30回展示 「惜別のヘッドマーク-思い出の有田鉄道-」【出 陳 者】 拔井 久司【展示期間】 平成24年5月19日(土)~8月10日(金)【出陳資料】 ヘッドマーク  平成4年(1992)【資料をめぐる思い出】「家のすぐ近くに、今は廃線となった有田鉄道の下津野駅がありました。小さな頃から列車を見にいつも遊びに行き、運転士さんや車掌さんに手を振ると、笑顔で振り返してくれ...

災害に耐えた奇跡の仏像(続報)

 今日、特別展「災害と文化財 ―歴史を語る文化財の保全―」で展示させていただいている西山地区で拾得された仏像に関わって、西山地区の方が来られました。西山地区は、昨年9月の台風12号水害で大きな被害を受けた地域で、仏像が安置されていたお堂周辺も被害を受けました。 今日来られた方のお話によると、土石流で崩れていた石垣が積み直され、そのうえに建っていたお堂も応急的ですが、修理も行われたようです。 また、お堂周...

13日、講演会が行われました

 13日(日)、歴史資料ネットワーク副代表・近大姫路大学教育学部講師の松下正和先生から、「水損・汚損資料の応急処置~「史料の救命士」ボランティアへのお誘い~」というテーマでご講演とワークショップを行っていただきました。38人の参加がありました。 講演はこんな感じです。  講演では、1995年阪神大震災をきっかけに発足した歴史資料ネットワークが、2011年の東日本大震災まで、どのような活動をされてきたのか、活動の...

4日に博物館講座を行いました

 4日(金・祝)、「先人たちが残してくれた災害の記憶」というテーマで、博物館講座を行いました。 博物館講座はこんな感じです。   今回、このテーマで展覧会を行うきっかけになったのは、昨年9月に和歌山県南部を襲った台風12号の豪雨に伴う水害でした。講座では、まず今回の展覧会で、お伝えしたいことを2点あげさせていただきました。①台風12号の豪雨に伴う水害に際して行われた文化財のレスキュー活動(和歌山大学や民間...

災害記念碑一覧を更新しました

串本町域にある昭和21年の南海地震の到達水位標の所在地について、情報をいただきました。災害記念碑一覧に追加しました。災害記念碑一覧→和歌山県立博物館ウェブサイト ...

特別展「災害と文化財」が、テレビで紹介されます

今日(3日)、特別展「災害と文化財 ―歴史を語る文化財の保全―」の取材がありました。5月10日(木)18時からの、テレビ和歌山「あっと!テレわか>NEWSスタイル」のなかで、特別展が紹介されます。お時間のある方、ぜひご覧下さい。(主任学芸員 前田正明)→和歌山県立博物館ウェブサイト...

2011年台風12号に伴う災害に関わる新聞記事一覧の公開

4月22日の博物館ニュースで予告していました、和歌山県域の文化財を中心とした台風12号による被害に関わる記事や被災文化財のレスキュー活動に関わる記事などの一覧を公開します。2011年9月の台風12号に関わる新聞記事一覧紹介ページへなお、明日(4日)は下記の博物館講座を行います。 5月4日(金・祝)13時30分~15時 近代美術館2階ホール(博物館となり) 「先人たちが残してくれた災害の記憶」   前田 正明(...

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