現在、博物館で開催中の「野呂介石」展ですが、みなさんは、野呂介石という画家をご存じでしょうか?江戸時代には、紀州のみならず、全国的によく知られた文人画家でしたし、現在でも和歌山では、紀州三大文人画家の一人として、名前は比較的知られているようです。けれども、その生涯や画風については、いまいちよくわからないという方も多いのではないでしょうか。また、野呂介石について、少し、調べてみようと思っても、簡単な...
和歌山市立西脇中学校の2年生2人が、10月27日(火)から29日(木)までの3日間、職場体験学習に来てくれました。受付やミュージアム・ショップでの来館者の対応のほか、ポスターの入れ替えなどの作業も行ってくれました。現在開催している特別展「野呂介石―紀州の豊かな山水を描く―」で来館してくれた子どもさんに配る「子どもクイズ」も作ってくれました。力作です。中学生のみなさん、このクイズに挑戦してみませんか。 ...
フォトコンテスト「紀州の豊かな風景を写す」応募作品のご紹介、第3弾です。これらの作品は館内では掲示できませんでしたが、いずれも力作揃いであることがお分かり頂けると思います。今回は「紀州の風景」をテーマに、作品を募集しましたが、それぞれの「人」にとって、「風景」がこんなにもバラエティに富んだものであることを改めて思い知らされました。身近すぎて見過ごしてしまいがちですが、そんな風景のなかにも確かな「...
特別展「野呂介石」と同時開催されているフォトコンテスト「紀州の豊かな風景を写す」。 先日、入賞作品をご紹介しましたが、今回は惜しくも入賞を逃した作品の一部をご紹介します。力作揃いで、絵はがきでも作ってみたくなる作品も多いですよね。 ここにご紹介した作品は、博物館2階のギャラリーに掲示させていただいております。ぜひ見に来て下さい! なお、ここに紹介できなかった応募作品は、次回、このブログ上で掲載さ...
本日、特別展「野呂介石―紀州の豊かな山水を描く―」がオープンしました。江戸時代の後期に、和歌山で活躍した野呂介石(のろかいせき、1747-1828)という画家の作品を一堂に集めた、大規模な特別展です。介石は、紀州三大文人画家としても、よく知られていますが、その回顧展は、じつに約30年ぶりとなります。展示作品には、大幅な展示替えがありますが、あわせて187点249点を展示します。現在の展示会場は、こん...
特別展「野呂介石」展が今日開幕しました。早速、和歌山市立小倉小学校の6年生にみなさんが見学にきてくれました。今回の特別展にあわせて、博物館のエントランス・ホールでは、向陽高校文化科学科の1・2年生の生徒さんの作品を展示しています。文化科学科の生徒さんは、世界遺産や熊野参詣の学習の一環として、夏に研修旅行を行いました。介石も熊野を何度か訪れ、その風景を描いています。生徒さんが実際に熊野を訪れ、自分で...
お待たせいたしました。特別展「野呂介石―紀州の豊かな山水を描く―」オープンの今日、同時開催のフォトコンテスト「紀州の豊かな風景を写す」も開幕します。はじめは応募作品が集まるかとても心配しましたが、いざ蓋を開けてみると、総数64点の応募がありました。たくさんのご応募、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。 さて、入賞作品は厳正な審査の結果、12点が選ばれました。作品は博物館のエントランス...
平成21年9月8日から10月18日までの会期で開催して参りました、世界遺産登録5周年記念特別展「熊野三山の至宝―熊野信仰の祈りのかたち―」は、会期中6000名を越える御来館者様をお迎えし、閉幕致しました。 本展では、熊野信仰の歴史を分かりやすくお伝えすることをコンセプトに、熊野地域に残されてきた名宝の数々を展示いたしました。現地でも、熊野本宮大社宝物殿、熊野速玉大社熊野神宝館、熊野那智大社宝物殿を現地会場と...
特別展「野呂介石―紀州の豊かな山水を描く―」(会期:10月27日-12月16日)の展示替えのため、下記の期間は全館休館となります。なにとぞよろしくお願い致します。休館期間 平成21年10月19日(月)-10月26日(月)→和歌山県立博物館ウェブサイト...
和歌山県立博物館友の会マイミュージアムギャラリー第14回展示 「トラウベから聞こえる命の音―ネパールの空の下で―」【出陳者】 中島 麻美 【展示期間】 平成21年10月27日(火)?平成21年12月6日(日) ←画像クリックで拡大【資料をめぐる思い出】 「マザー・テレサに憧れて看護師となり、興味があった国際保健に参加する夢を叶えるため、平成19年6月、青年海外協力隊の一員としてネパールに着任しました。 衛生環境の悪さは...
平成21年10月10日(土)、特別展「熊野三山の至宝」の記念講演会「熊野参詣路の図像表現」を、岡山県・就実大学教授川崎剛志さんを講師にお迎えして開催いたしました。 川崎さんは国文学をご専門とされ、中でも、熊野や大峰など修験にかかわる縁起研究についての第一人者。縁起がいかに作られ用いられたのか、その社会的な文脈を立体的にとらえていく研究手法に定評があり、現在は室町時代における修験道の儀礼再興と文化興隆に...