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特別展「田辺・高山寺の文化財」開催中!(1)

  特別展「田辺・高山寺の文化財」、始まりました!写真は会場の様子です。 昨年初めに、高山寺から膨大な考古資料の一括寄託を受けたことを契機に展覧会開催が決まり、約一年の準備で開催に至りました。高山寺からこれまでにも寄託を受けていた絵画や経典のほか、新規調査で確認した仏教美術や歴史資料など、多種多様な文化財を一堂に会することで見えてくる寺院の歴史、ひいては田辺地域の歴史を、多くの皆様に共有してもらう...

特別展「田辺・高山寺の文化財」準備中!(8)

 特別展「田辺・高山寺の文化財」の図録が出来上がりました! 総頁数80頁、写真点数200点で、1300円です。会期に間に合って一安心。 本図録は、田辺・高山寺に伝来してきたさまざまなジャンルの文化財を一望して頂く、初めての書籍となります。展覧会では展示しない作品についても、あわせて12件を図版掲載しています。合計72件の文化財を、詳細な解説とともにご覧頂けます。 博物館ミュージアムショップでお求め頂くほか、郵...

特別展「田辺・高山寺の文化財」準備中!(7)

 特別展「田辺・高山寺の文化財」の会場で配布するワークシートを作成しました。構想30分、製作1時間。 ワークシートなど教育普及用の資料作りは、これで正解というものがなくなかなか難しいのですが、和歌山県博では資料に身近に接してもらうための導入として位置付けています。本当は対象年齢ごとに用意してあって、学校教育との連携もとれているなどすれば、より効果的なのでしょうが、まずは興味を持ってもらうためのツール...

特別展「田辺・高山寺の文化財」準備中!(6)

 今日から博物館を休館して、常設展示の撤去に着手しました。和歌山県立博物館の特別展は、企画展示室だけでなく常設展示も撤去して、展示面積を確保します。今回は一部のみの撤去ですが、今年秋の特別展「木食応其OGO?秀吉から高野山を救った僧?」(会期10月18日?11月24日)では常設展示を全て撤去して大規模な特別展を開催します。展示の規模に応じて、臨機応変に展示室作りを行っています。 作業は力仕事の連続ですので、...

特別展「田辺・高山寺の文化財」準備中!(5)

  画像クリックで拡大します。 田辺・高山寺の文化財オープンまであと5日。看板も設置されました。 本日から企画展示室の展示替え作業開始です。先日まで開催していた企画展「根来寺の今と昔」の展示資料をすべて撤去し、使用する展示ケースなどをとりあえず会場に搬入したところです。この後、一点ずつ作品を展示していきます。 ところで展示の際には、展示設計図というものを作ります。展示室の10分の1の図面上に作品を配...

コラム 根来寺の今と昔(5) 根来寺僧侶の風雅で高尚な趣味

画像クリックで拡大します。 現在、岩出市民俗資料館がある敷地は、1987年、同館建設に先立って発掘調査が行われている。この時の調査では、ほかの根来寺旧境内の遺跡ではあまり例のない遺物が多く出土し、この敷地に立っていた戦国時代の根来寺の院家の性格には改めて注目する必要がある。まず、この遺跡の18世紀の遺構からは、「案内無きの者、此の内へ入るべからざる事/菩提院」と墨書された木札が出土している。池の遺構から...

特別展「田辺・高山寺の文化財」準備中!(4)

特別展「田辺・高山寺の文化財」会期中のイベントを下記のとおりお知らせします。ポスター・チラシの作成後、さらに追加で展示解説を行うことが決定しました。展覧会をよりお楽しみ頂く機会となりましたら幸いです。(学芸員大河内)4月27日(日) ミュージアム・トーク(展示解説)担当:竹中康彦(学芸課長)          午後1時30分?2時30分5月 2日(金) イヴニング・トーク(「この逸品」の解説)      ...

特別展「田辺・高山寺の文化財」準備中!(3)

 画像クリックで拡大します。 特別展「田辺・高山寺の文化財」の図録、鋭意制作中です。本を一冊作るのは、全く何もない状況から、構成を考えて、論考や資料解説など文章を作成し、掲載図版を新規撮影したり借用したりし、レイアウトを考えて配置し、校正し・・・、と膨大な労力がかかります。でも、本になっていることでたやすく情報を共有化することができますので、博物館の事業の中では大変重要なものなのです。学芸員の大事...

特別展「田辺・高山寺の文化財」準備中!(2)

 画像クリックで拡大します。春の特別展「田辺・高山寺の文化財」(4月26日?6月1日)のポスター、チラシ完成です!もうすでに各地に大量配布済みですが、もしポスターを掲示してくださるという方や、チラシをまとまった枚数欲しいという方がありましたら、和歌山県立博物館大河内あてご連絡下さい。なにとぞ広報にご協力下さい。電話073-436-8684(学芸課直通)〒640-8137 和歌山市吹上1-4-14 この特別展は、昨年、高山寺所蔵の...

コラム 根来寺の今と昔? 謎の記号が意味するもの

 画像クリックで拡大します。 根来寺旧境内の発掘調査では膨大な量の遺物が出土するが、そこに何らかの文字が記されていれば、その遺物の用途や形態の変化という情報以外にも、その所有者や使用者の個別名など、より多くの具体的な情報をそこから引き出すことができる。 しかし、根来寺の旧境内から出土した遺物の中には、文字のほかに、今ではその意味を理解しにくい、記号のようなものが記されていることがある。たとえば、19...

コラム 根来寺の今と昔? 公権力としての根来寺を支えていたもの

画像クリックで拡大します。公権力としての根来寺を支えていたもの 1998(平成10)年、当時の粉河町(現・紀の川市)上田井にある極楽寺の天井裏から、33通にのぼる中世の古文書が発見された。まだまだ埋もれた文化財が多い和歌山県内でも、江戸時代以前の古文書がこれほどまとまって新たに見出されることはほとんどなく、大きな発見であった。しかも、この古文書は若干の虫食いがあるものの、おおむね保存状態もよく、発見した粉...

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