本日、7月16日は、企画展「箱と包みを開いてみれば―文化財の収納法―」の最終日でしたが、博物館の裏方と、博物館での資料の収納方法をご紹介するバックヤードツアーが開催されました。事前予約をおこなってくださった15名を対象に、13:30から15:00まで、約1時間半をかけて、展示室と収蔵庫などをめぐりました。まずは、13:30から14:00で、現在開催中の企画展「箱と包みを開いてみれば」の展示解説を簡単におこなったあと、14:00か...
今回の「箱と包みを開いてみれば―文化財の収納法―」のコラムでは、「昔の本は平置き」について、ご紹介しましょう。日本や中国の昔の本は、典籍(てんせき)と呼ばれます。現在の本のような、かたい表紙や背表紙がないので、立てて置くことができませんでした。そのため、本を平らに置いたまま、積み重ねて置くのが、一般的な収納方法でした。このような典籍をまとめて収納する箱を「函(はこ)」と呼び、函の中には、典籍を積み上...
本日、7月15日は、企画展「箱と包みを開いてみれば―文化財の収納法―」の6回目のミュージアムトーク(展示解説)がおこなわれました。今回が、この企画展でのミュージアムトークの最終回だったこともあり、いつもよりもトークへの参加者は多く、10名ほどでした。トークの風景はこんな感じです。 (画像をクリックすると拡大します)ご参加いただいたみなさま、お忙しい中、お付き合いくださり、ありがとうございました。トーク...
今回の「箱と包みを開いてみれば―文化財の収納法―」のコラムでは、「大切なことは箱に書く!」について、ご紹介しましょう。前回のコラムで、火災から守った箱についてご紹介しましたが、箱は、外の衝撃から中身を守るだけではありません。箱は、基本的に中身のものとセットで伝わります。そのため、箱に、中身の情報や、中身が大切であると書くことで、それを読む人に、中身の情報や大切さを伝えるという役割を果たしました。この...
本日、7月7日は、七夕まつりに引き続き、企画展「箱と包みを開いてみれば―文化財の収納法―」の5回目のミュージアムトーク(展示解説)がおこなわれました。七夕まつりから引き続きであったこともあり、いつもよりもトークへの参加者は多く、20名ほどでした。トークの風景はこんな感じです。 (画像をクリックすると拡大します)ご参加いただいたみなさま、お忙しい中、お付き合いくださり、ありがとうございました。トーク終...