第2回目の博物館講座を開催しました。坂本が「野上八幡宮の歴史と文化」と題して、野上八幡宮・野上荘の歴史を紹介させていただきました。 約100人のかたにお集まりいただきました。ありがとうございます。半分は、紀美野町から特別にバスを準備して見に来ていただいたかたがたです。地元のかたがたにこれだけ興味を持っていただけて、非常にありがたいかぎりです。講座の内容については、これまではどちらかといえば、神野...
11月27日(日) 博物館のエントランスホールにて、りら創造芸術高等専修学校の生徒に、真国御田春鍬規式の実演をしていただきました。50名近くのかたにお越しいただきました。ありがとうございます。また演じていただいた、高校生の皆さん、ありがとうございます。 先のブログでも書きましたが、もともとは地元の村のかたがた、小学校の児童により演じられていたものです。それが一端途絶えてしまったのを、地元のかたがたと学...
11月27日(日)に、りら創造芸術高等専修学校による真国御田春鍬規式の実演があります。真国御田春鍬規式は、毎年正月7日(旧暦)に真国丹生神社に奉納される舞です。一年間の農作業の様子を、狂言形式で演じます。昔は真国丹生神社の氏子の村々が、当番を決めて奉納していましたが、戦中後、後継者不足のため、途絶えてしまいました。それを平成6年に真国小学校の生徒が演じて、復活させました。しかし、真国小学校も廃校となり...
特別展「中世の村をあるく―紀美野町の歴史と文化―」にかかわり第2回目の講演会を開催しました。今回は、当館の伊東館長に「文覚上人と神護寺・東寺の復興」と題して講演していただきました。天気が悪いなか50人近くのかたがたにお集まりいただきました。ありがとうございます。文覚上人の生涯にはじまり、神護寺と東寺の諸堂の復興と仏像について、丁寧にご説明いただききました。なかでも、神護寺の十二神将像の調査成果(足ホゾ...
11月15日(火)から、ごく一部ではありますが、展示替えをしました。(文覚上人像 神護寺蔵)この文覚上人像は、よく知られている重要文化財の文覚上人像(神護寺蔵)と異なります。①絹ではなく、15枚を貼り継いだ紙に描かれています。②目尻、額の皺が少なく描かれています。③顔の部分のみ別の紙に描かれ、顔と首の輪郭線で切り取って貼り付けられています。②の特徴は、高山寺(京都市)に所蔵される文覚上人像と似ています。その...