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平成28年度職場体験⑧ 和歌山県立和歌山商業高校

職場体験も第8弾です。一応、これで今年の職場体験の受け入れは最後です。
今回は、11月15日(火)から17日(木)までの3日間、
和歌山県立和歌山商業高校の2年生(女子生徒)2名が職場体験に来てくれました。
しかも、そのうちの一人は中学生の時に来てくれていました。。。

初日は、朝礼で自己紹介をしてもらったあと、早速体力仕事をしてもらいました。
かつらぎ町のとあるお堂の仏像を、屋根葺き替えのため一時保管していたのを、
ちょうどお返しするタイミングだったので、
トラックへの積み込み作業を手伝ってもらいました。
その後、例によっての館内見学。
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午後は、古文書の写真撮影。100カットくらい撮影してもらいました。
今年の職場体験での写真撮影、一つの文書群を取り終えることができました。
なんとか予定通り、ホッ。職場体験の生徒さんたちに助けられてます。
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2日目は、まず缶バッジ作成。結構きれいに作るのは難しかったようです。
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そして、午前の途中と午後いっぱい、ミュージアムショップ・受付・監視と
お客様対応をしてもらいました。
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今回は、各1時間ずつと少し長めにやってもらたので、
色々なことを経験してもらえたと思います。

3日目は、まず館蔵資料のラペル添付作業。
収蔵庫の棚から資料を探し、ラベルを付けていきました。
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午前中は少し時間があまったので、掛軸のライティングと撮影もしてもらいました。

午後は、ちょうど大分県へ貸し出していた館蔵資料の返却があったので、
点検(返却)作業の見学をしてもらいました。
資料輸送車の中身、梱包資材と方法、点検作業などなど。
資料の貸し借りという仕事内容についても少し話を聞いてもらい、最後トラックを見送る。
最後に、収蔵庫内の掃除をしました。
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以上で、3日間のメニュー終了。
二人に感想を聞いてみました。

「3日間、お世話になりました。中学校の時も職場体験でお世話になりましたが、またたくさん知らなかったことを知ることができたり、普段なら入れないところに入らせていただいたりして、本当に貴重な体験になりました。国の重要文化財など昔のものを近くで見たり触れることができたりして、良かったです。丁寧に優しくご指導いただき本当にありがとうございました。」

「3日間インターンシップでお世話になりました。私は博物館に来たことがなく、博物館ではどんな事をしているのかを知り、また展示しているだけが博物館なのではなく、他の博物館等に資料を貸したり、借りたりして展示を行ったりするのも博物館の仕事の一部であることを初めて知りました。ミュージアム・ショップに売っている缶バッジやマグネット、鏡など、博物館で働いているかたがたが手作りで作っていることに驚きました。今回、缶バッジ等を実際に作る作業を体験させていただき、作る難しさと楽しさを教えていただきました。この三日間、私にとってすべてが初めての体験で良い経験になりました。ほんとうにこの3日間、大変お世話になりました。」

二人とも3日間お疲れ様でした。
中学生の職場体験は多いのですが、高校生の職場体験はあまりないので、
仕事内容が十分だったか、もっと別のことをした方が良いのかなど(しかも中学生の時に来ているというし)、
こちらも少し戸惑いがありましたが、少しは得るものもあったようでなによりです。
また、博物館へ展示を見に来てくださいね。

  (学芸員 坂本亮太)

平成28年度職場体験⑦ 和歌山市立河北中学校

職場体験第7弾、和歌山市立河北中学校です。
11月9日(水)~11日(金)までの3日間、男子生徒2名が職場体験学習に来てくれました。

初日は例によって朝礼(自己紹介)のあと、館内を見学しました。
これも恒例ですが、中央監視室で電気や温湿度管理、消火設備などの話を聞きました。
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その後、午後はパソコン(エクセルを使って)での入力作業。
昔の手書き調書のデータ化を手伝ってもらいました。
ただし、入力には苦戦のよう。
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2日目は、まず展示室内のガラス拭き。開館前にきれいにしておき、お客様を迎える準備。
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午前は他の博物館・美術館から送られてくるポスター・チラシの整理。
都道府県別に分けて、お客様にご覧いただけるよう会期順にまとめて配架しました。
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その後、博物館収蔵資料の調書作成。スケッチを作成したり、寸法計測をしてもらいました。
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午後は写真撮影。25点(130カット)撮影できました。
古文書の位置決めが難しかったらしいです。
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3日目、午前はひたすら収蔵庫の掃除。
このときに担当の先生も生徒さん達の様子を確認しに来てくれました。
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午後は、受付・ミュージアムショップ・監視などの仕事をしてもらいました。
結構、人も多く色々な仕事をしてもらうことができました。
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以上で、3日間の職場体験は終了しました。
最後に二人に感想を聞いてみました。

「博物館で働いてみて、普段絶対に体験できないような事が色々できた。たとえば、収蔵庫の中に入って作業することで、どんなに気をつけているのかがわかった。収蔵庫が5つに目的ごとに分けられていたり、温度と湿度を常に決められた状態で保っていることなどです。写真撮影では、位置を合わせるのがとても難しかったけど、撮影することで、貴重品を未来にいつまでも残すことができるので、大切なことだと思った。博物館では展示することだけではなく、資料を大切に保管していることや、資料をデータとして記録していること等を学べた。働くことは楽しいことやうれしいこともあるが、大変な事もたくさんあるのだと学んだ。職場体験を通して、僕らの未来の選択のためになったと思う。」

「僕はこの職場に来る前は、博物館はあまり仕事が多くなさそうだと思っていましたが、本当は仕事が多く、さらに博物館の仕事はどの仕事もとても大変でした。特に大変だったのは、収蔵庫の清掃でした。収蔵庫はとても広くて、さらに貴重な文化財もたくさん置いていたので、気を遣いながら清掃をしました。逆に良かった事は、普段入れない収蔵庫に入れたり、その中にある文化財をガラス越しではなく、そのまま見られたことです。僕が今回の職場体験で学んだことは、仕事をしている人の大変さと、その人がいることで仕事が成り立っているという大切さでした。本当に三日間、ありがとうございました。」

二人とも3日間お疲れ様でした。
なかなかしんどい事も多かったようですが、
博物館の仕事や、実際にやってもらったこと意図を十分にくみ取ってもらうことができ、
担当者としてとてもうれしい限りです。
博物館の見方も変わったことと思いますので、
また新しい目で博物館を見に来てくださいね。

    (学芸員 坂本亮太)

平成28年度職場体験⑥ 和歌山市立有功中学校

職場体験第6弾です。毎週のように中学生が職場体験に来てくれてます。
10月26日(水)~29日(金)の3日間、和歌山市立有功中学校の生徒(男子2名)が来てくれました。

今回は職員の都合により、いつもとはスケジュールを若干替えざるをえませんでした。
初日(26日)は、朝礼ののち、まず展示室内のガラス拭き。
毎朝、蘆雪・応挙に出会えるこの幸せ!
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その後、受付など来館者対応をしてもらいました。
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11月19・20日の「関西文化の日」に向けた準備も進めてもらいました。
午後は、館内の表側・裏側の案内。

2日目(27日)、午前は、まず広報物の整理。
全国各地の博物館で開催されている特別展や講演会などのポスター・チラシを、
来館者にも見てもらえるように整理しました。
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その後、収蔵庫の掃除を少しだけ。
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午後は、パソコンでデータ入力。
昔に作られた古文書の手書き目録をエクセルに入力してもらいました。
だいぶ苦戦していました。終わったあとに大きなため息が。。。
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3日目(29日)、午前は古文書の撮影。約130カット撮影してもらいました。
長い古文書もあり、画像がつながるように気をつけて撮影してもらいました。
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午後は、2日目にあまり掃除する時間がなかったので、
収蔵庫の残った場所をみっちりと掃除してもらいました。

最後に、職場体験三日間の感想を聞いてみました。
「この三日間でとても学びました。例えば仕事の多さです。僕は昔から博物館の仕事は監視くらいだろうと思っていましたが、とても多くてびっくりしました。監視も仕事の一つですが、ほかにも学芸員、受付、総務課、電気・空調管理など、色々な仕事があったので驚きました。僕は小さいときに、博物館に来た時にガラスをペタペタさわってましたが、ガラス拭きも仕事の一つで、僕も考え直しました。博物館は楽そうに見えますが、実は大変で、お客さんになった時は気持ちを入れ替えていきたいです。三日間とても良い経験になりました。どうもありがとうございました。」
「僕たちがしてきた三日間の職場体験では、普段入ることのできない収蔵庫の掃除や、受付などの接客など、たくさんの仕事をすることができました。仕事は大変なんだと、自分の身をもって知ることになりましたが、良い経験となりました。受付でていねいにチケットを渡す大変さ、ショップで商品を管理する大変さ、広い収蔵庫に掃除機をかける大変さ、昔の書物をカメラで撮影しつづける大変さがとてもわかりました。どんな仕事をしても、大変なものは大変なんだと気づかされました。この三日間してきたことはとても良い思い出になったと思います。いつかこの経験が活かせる日が来るとうれしいです。」

三日間お疲れ様でした。
今回職場体験に来てくれた生徒さんは、
今までで一番おとなしかったのではないかと思います。。。
あまりにも静かすぎて面白くないのかな、と不安にもなりましたが、
良い経験が出来たと言ってくれてありがたいです。
色々な仕事をしてもらったので、
自分は何に向いているのか、どんな仕事が好きなのかも
少しわかったのではないでしょうか。この経験を是非活かしてくださいね。

   (学芸員 坂本亮太)

平成28年度職場体験⑤ 和歌山市立伏虎中学校

職場体験学習の第五弾です。
10月18日(火)から19日(水)の二日間、
和歌山市立伏虎中学校の生徒(男子)2名が職場体験にきてくれました。

初日(18日)は朝礼での自己紹介のあと、
すぐさまガラス拭きをしてもらいました。
特別展「蘆雪潑溂(ろせつはつらつ)―草堂寺と紀南の至宝―」のオープニングとかかわり、
まずはガラスをきれいに拭くところから始めました。誰よりも先に見られるという幸運!
次に、館内の見学をして、例の如く火縄銃などを手にとってもらいました。
今回は伏虎中ということもあり、和歌山城下町絵図を見ながら、
家や学校が江戸時代にはどんな場所だったのかも見てもらいました。
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中央監視室で博物館の温湿度や電気の管理・設備などを説明をうけているところ。
一年間の電気代を聞いてびっくり!

午後は古文書の写真撮影。全部で100コマくらい撮影してもらいました。
巻物もあり、画像がつながるように撮影するなど結構手こずったようです。
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2日目(19日)は、午前も初日同様ガラス拭きの後、パソコンを使っての入力作業。
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午後は受付などの来館者対応。
御霊小学校、伏虎中学校、笠田高校と団体が連続し、とても慌ただしかったです。
ただそのため、いろいろなことを体験してもらえました。
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伏虎中学校の職場体験中に、伏虎中学校の団体がやってくるという奇跡!
ちょうど先生にチケットを渡しています。
また別のところでは、後輩に見られて少し気恥ずかしそうでもありました。

さて、二日間ではありましたが、二人に感想を聞いてみました。

「たった2日間という短い間でしたが、とても普通だったらできない貴重な体験をさせていただきました。最初は「どんな仕事をするのかな、展示物でも見るのかな」とか想像していましたが、想像を絶するような国宝(刀など)を見て、興奮しっぱなしでした。二人で協力してやった撮影など、かなりの労働力のある仕事をして、これをやる学芸員さんはとてもすごいと尊敬しました。受付もきっちりと仕事の仕方を教えてもらい、中学生ではなく本当に働いているような気分でした。今回は僕たちに職場体験という、すばらしい経験をさせてくださって、和歌山県立博物館の皆様に忙しいなか、ていねいに歴史、仕事について教えていただき、本当にありがとうございました。」

「僕は県立博物館の職場体験をして本当に良かったです。初めはとても緊張していて、ちょっとミスをしたこともありましたが、後からきっちりとやるときはやる、やらない時はやらないを当たり前のようにできて良かったです。刀や火縄銃などとても貴重なものまで見せてくれて、歴史はすごいと改めて見直しました。接客では、伏虎中の一年生が来て、ちょっと恥ずかしかったけど、県立博物館の受付としてやる事をこなせました。僕は今回の職場体験で色々な事を学び、一歩大人に成長したなぁと思いました。そしてこのすばらしい博物館をもっともっと大きくしていってください。今回の職場体験まことにありがとうございました。」

二人とも二日間ありがとうございました。やる気あふれる二人だったので、こちらもとても助かりました。
学校の先生・生徒に仕事っぷりを見られるなど
(先生たちの写真撮影会?など先生たちが一番喜んでいたような)、
貴重な体験もできたと思います。
またこの経験を活かしてくれたらと思います。

   (学芸員 坂本亮太)

平成28年度職場体験④ 和歌山大学教育学部附属中学校

本年度の職場体験第4弾です。
10月4日(火)~6日(木)の三日間、
和歌山大学教育学部付属中学校の生徒(男子)2名が来てくれました。

10月4日(火)初日は、例の如く、朝礼で自己紹介をしてもらったあと、
館内の表と裏の見学をしてもらいました。
博物館の展示はもちらんのこと、収蔵庫で保管されているもの、
また警備や電気・空調管理などの仕事に携わっている人などの紹介をし、
博物館内で行われているいろいろな仕事を知ってもらいました。
博物館の収蔵品(火縄銃)を実際に手にとってもらいました。
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午後はよその博物館のポスター・チラシの整理、
また館蔵資料の整理作業をしてもらいました。
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二日目(5日)は、午前は古文書の写真撮影。
本格的に撮影しました。全部で450カットくらい撮影しました。
ただ、台風(警報発令)のため、残念ながら昼前に中止になりました。
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三日目(6日)は、朝にまず展示室内のガラス拭き。
ちょうどこの時、学校の先生も確認に来てくれてました。
川中島合戦図屏風の前のガラスをふきふき。
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その後、資料目録のデータ入力。
昔に作成した資料目録はパソコン入力(データ化)されていいないので、
そのデータ化を手伝ってもらいました。
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午後は、受付など来館者の対応。
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残念ながらお客さんが少なかったのですが、何人かにはチケットを渡すことができました。
待っている間は、音声ガイドの確認や館内配布用の資料の準備もしてもらいました。

三日間の職場体験を終了し、二人に感想を聞いてみました。
「今回、博物館の職場体験で一番楽しかったのは、古文書の写真撮りと、館内にある刀や鉄砲などを触れたことです。特に印象に残ったのは、古文書の写真撮りです。すごい大きな機械を使って、写真を撮るのは楽しかったです。また、パソコンに資料を打ち込むのは最初はしんどかったけど、途中から少し慣れてきて良かったです。今回の体験で、博物館の仕事といっても、受付や警備、空気や水を管理する人がいて、博物館が成り立っていることを知りました。この職場体験を将来にいかしていきたいです。」

「博物館にはたまに来たりはしていたのですが、仕事はどういう事をされているかというのが全くわからなかったので、今回職場体験があると決まった時には、何をするのか全く検討がつきませんでした。が、話を聞いているうちにますます意味がわからなくなってきました。意外にも働いている人は多く、今までは客としてしか博物館に来たことがなかったので、これを一つの収穫とさせていただきます。さらに、実際に自分が体験してみると(こう言ってはなんですが)、なかなか楽しかったです。全3日の中の3日目の体験では、来館者対応(受付・ミュージアムショップ・監視)をやりまいたが、これは客として来た時にも見ていたはずなのに、意外に思った事や見ていた事とは違うというのが、印象に残りました。一番楽しかったのは、昼食―ではなく二日目に体験した写真撮影作業(資料の撮影)でした。全体を通して、一番の印象は「こんな事していたのか」ということです。今度から客として来るときには、今までとは違った見方をするでしょう。どうもありがとうございました。」

ありがとうございました。
途中で終わってしまったとはいえ、写真撮影が印象に残っていたようです。
撮った写真のいくつかも、記念にプレゼントしましたので、思い出とともにとっておいてくださいね。
博物館は学校の隣にあるので、学校帰りにでも寄ってくださいね。

   (学芸員 坂本亮太)

平成28年度職場体験③ 西浜中学校

9月27日(火)~29日(木)の3日間、
和歌山市立西浜中学校の生徒(男子)2名が職場体験学習に来てくれました。

初日(27日)は朝礼で自己紹介をしてもらったあと、
午前中は館内の見学をし、博物館というところ、
また博物館で働くいろいろな人たちの様子を見てもらいました。
午後は、資材整理を手伝ってもらい、
不要になった段ボールを片付けるのと、
逆に新たに古文書などを収納するための箱(もんじょ箱)を
作ってもらいました。
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二日目(28日)午前中は、
次回の特別展「蘆雪潑溂(ロセツハツラツ)―草堂寺と紀南の至宝―」にかかわって
図録のチェック(校正)をしてもらいました。
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普段見慣れない文字ばっかりだったので、
睡魔と戦うのも大変だったようです。。。
午後は、写真撮影。館蔵資料(古文書)の写真撮影を行いました。
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三日目は(29日)午前中は、収蔵庫・写場の掃除。
広い収蔵庫全体の掃除をするとあって、
午前中いっぱい、時間がかかりました。結構大変でしたね。
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午後は、受付など来館者の対応。
人が少なく、事前の準備だけで終わってしまうかと思いきや、
最後の最後に、団体(応其寺近くの人たち)で来ていただけたかたがいたので、
なんとかチケットを切ることができました。
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最後に、三日間の感想を書いてもらいました。
「博物館の仕事は思っていた以上に大変だということがわかりました。掃除するのも倉庫が広いので大変だと思います。また、写真撮影の仕方や校正など貴重な体験をさせていただき、とてもうれしかったです。皆様は普段からなさっているので、すごいと思います。三日間、普通は体験できないことを体験できて、人生の思い出となりました。また丁寧に教えてくださり、ありがとうございます」
「僕がこの三日間、職場体験で思ったことは、まずやりがいがとてもある仕事だと思いました。一つ一つは地味な仕事もあれば、派手な仕事もあるけれど、お客様に楽しんでもらえるような工夫をいくつもしていて、やりがいを感じました。とても大変な仕事もあったけれど、きちんとできてとても満足です。三日間ご指導ありがとうございました。」

で、終わりと思ったあと、
最後に逆インタビュー(大変だった仕事、楽しかったこと、仕事のやりがいなど)を受けました。。。
お恥ずかしい。学校で発表するんだとか。

こちらこそ三日間どうもありがとうございました。
また博物館へ遊びにきてくださいね。

    (学芸員 坂本亮太)

特別展「蘆雪潑剌―草堂寺と紀南の至宝―」(10月18日~11月23日)の開催について

特別展「蘆雪潑剌―草堂寺と紀南の至宝―」
〈10月18日(火)~11月23日(水・祝)〉
前期:10/18(火)~11/6(日) 後期:11/8(火)~11/23(水・祝)
― 蘆雪、応挙、若冲 江戸絵画の名品 一挙公開―

 草堂寺(白浜町)本堂再建から230年を迎える本年、再建時に江戸時代の京都で活躍した画家・長沢蘆雪が描いた生命力あふれる障屛画のすべてを、蘆雪の師である円山応挙の襖絵と併せて、一挙に公開します(いずれも重要文化財)。成就寺・高山寺・持宝寺などに伝わる蘆雪画や、近年話題となっている伊藤若冲の優品をはじめ、草堂寺伝来の江戸絵画も一堂に展示します。最新の調査成果を反映した、草堂寺の歴史を語る資料の展示も見所です。
※展示資料数102件215点(うち重要文化財22件108点、県・市・町指定文化財17件29点)
※会期の前期・後期で大幅な展示替えを行います。

入館料:一般820円(660円)・大学生510円(410円)
※( )内は20名以上の団体料金
※ 高校生以下、65歳以上、障害者、県内に在学中の外国人留学生は無料
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日
主催:和歌山県立博物館
後援:白浜町、白浜町教育委員会、NHK和歌山放送局、株式会社テレビ和歌山
蘆雪チラシ表 蘆雪チラシ裏
(画像をクリックすると拡大します)

ロビー展示「さわれるレプリカとさわって読む図録-博物館展示のユニバーサルデザイン-」(9/10~11/23)

さわれるレプリカとさわって読む図録
―博物館展示のユニバーサルデザイン―

【平成28年9月10日(土)~11月23日(水・祝)】

 和歌山県立博物館は、県内に残された豊富な文化財を後世に伝えるため、県ゆかりの文化財及び博物館資料を積極的に収集・保管・調査・展示し、その成果を広く普及する事業を行っています。そうした事業を行うにあたり、視覚に障害のある方に対して資料情報の共有化と利用の促進をいかに図っていくのかということが、公共施設としての博物館において重要な課題となっています。
 和歌山県立博物館では、こうした問題意識のもと平成22年(2010)から、和歌山県立和歌山工業高等学校と連携した3Dプリンターを活用したさわれる文化財レプリカ作りと、和歌山県立和歌山盲学校と連携した特殊な透明盛り上げ印刷によるさわって読む図録作りを、継続して行ってきました。
 さわれるレプリカとさわって読む図録は、だれもがさわって楽しみ、まただれもが内容を平易に読み解ける内容となっています。博物館にとって最も情報を届けるのが難しい、視覚に障害のある方に向けて作成したことで、あらゆる人にとって快適に博物館を利用するための博物館資料や教材とすることができました。
 こうした全国の博物館・美術館に先駆けた、博物館展示のユニバーサルデザイン化の取り組みに対しては、平成26年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰の、内閣総理大臣表彰を受賞しています。
 特別展「戦乱の世から泰平の世へ-16~17世紀の紀北・泉南地域-」(9月10日~10月10日)、特別展「蘆雪潑剌(ろせつはつらつ)-草堂寺と紀南の至宝-」(10月18日~11月23日)の会期に合わせ、これまでに制作したさわれるレプリカとさわって読む図録をエントランスホールで紹介し、その意義を広くお伝えすることといたします。

 主  催 和歌山県立博物館
 会  期 平成28年9月10日(土)~11月23日(水・祝)
 会  場 和歌山県立博物館エントランスホール
 開館時間 午前9時30分~午後5時
 休 館 日 毎週月曜日(ただし9月19日、10月10日は開館、9月20日は休館)
       10月11日~10月17日(特別展展示替えのため休館)
 入 館 料 無料(ただし特別展の観覧に際しては入館料が必要です)
 展示内容 ①仮面の世界へご招待-さわって学ぶ和歌祭-
        ②未来へ伝える私たちの歴史-文化財を守るために-
        ③きのくにの祈り-さわって学ぶ祈りのかたち-
        ④さわって見るきのくにの仏像・神像 
 
政府インターネットテレビ「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」表彰式
 平成26年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰・表彰式のようす
「触って学ぶ仮面の歴史-視覚障害者の郷土学習をサポートする-」(20分) 
 制作:テレビ和歌山、平成23年3月13日放送(教育広報テレビ番組「はばたく紀の国」~教育は今~の平成22年度制作番組の中から、一番最後の3月13日放送番組のコンテンツを選んでご覧下さい)

2016エントランスユニバーサル1
会場のようす(1)
2016エントランスユニバーサル2
会場のようす(2)


第44回マイミュージアムギャラリー「海士潜女神社の熨斗鮑」

和歌山県立博物館マイミュージアムギャラリー
第44回展示 「海士潜女神社の熨斗鮑」
【出 陳 者】 原 比佐子
【展示期間】 平成28年9月10日(土)~1月29日(日)
【出陳資料】 熨斗鮑  現代(21世紀)

【資料をめぐる思い出】
「鳥羽市相差町の石神さん(神明神社)にお参りした際、宮司さんから、兼務されている同市国崎(くざき)町の海士潜女神社(あまかづきめじんじゃ)で、伊勢神宮と宮中にのみ納める熨斗鮑(のしあわび)を作っていることを教わりました。七月一日の例大祭の日、宮司さんのご案内で熨斗鮑を作っている調製所を訪れ、鮑を熨斗刀で細くむき、干して、決められた長さに短冊状に切り、藁紐で編み込む作業を拝見しました。長老方によって行われる特別な作業で、この場所には昔は長男しか入れなかったとのこと。
 ここで作られた熨斗鮑を特別に頂き、感激しました。優れた伝統が継承されていることを、多くの方に伝えたいと思っています。」
web使用分(第44回)
(画像クリックで拡大します)

【学芸員(実習生)の一口メモ】
 紀伊半島の最東部、熊野灘に面した鳥羽市国崎町は、志摩国の東端に位置することを名前の由来とします。平安時代初めごろまでには国崎神戸と称される、伊勢神宮への御贄供進地となっており、天永2年(1111)の神宮への供祭物は水取鮑、玉貫鮑、甘掻鮑、津布、荒蠣、塩で、古くから鮑を神饌として献上していたことが分かります。
 この国崎の海士潜女神社は、もともと海女御前と称されてきた社で、倭姫命の巡幸の際に鮑を捕って献上した「お弁」という潜女を祀るとされます。かつて旧暦の六月一日には神島・答志・菅島・石鏡・相差・安乗・国崎の七か村の海女が集まり、神饌の鮑を採取する御潜神事が行われていました。明治4年(1871)から休止していたこの神事は、平成15年(2003)と平成28年(2016)に、大規模に再現されました。

1式前の社殿3 - コピー   熨斗鮑1-2 - コピー        
海士潜女神社社頭  鮑を熨斗刀で薄く長く削ぐ 
熨斗鮑1-5 - コピー
左:大身取鮑 中:小身取鮑 右:玉貫鮑
20160902134409_00003 - コピー
復興された御潜神事

盗難被害を受けた浄妙寺の文化財

 平成6年(1994)11月18日に盗難被害を受けた、有田市浄妙寺の文化財の所在情報についてご存じのことがありましたら、和歌山県立博物館へご連絡下さい。重要文化財については文化庁美術学芸課、和歌山県教育委員会文化遺産課への通報でも結構です。
 (和歌山県立博物館 電話:073-436-8670 FAX:073-423-2467 E-mail:admin@hakubutu.wakayama-c.ed.jp 担当 大河内)

◎盗難被害を受け未発見の重要文化財十二神将立像のうち6体浄妙寺の盗難された十二神将
◎後方に並ぶ四天王立像4体も盗難被害を受け、未発見(像高不明)
浄妙寺古写真薬師堂内部修理後

Appendix

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